大聖寺川漁業協同組合 代表理事 西野 清克 ごあいさつ

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大聖寺川にようこそ。 大聖寺川は石川県の南の地にある清流です。 江戸時代ここに大聖寺藩があってサムライ達が鍛錬と称して太棹に毛針でアユを釣っていました。 これは加賀藩の伝統です。 本家本元は金沢の加賀藩で大聖寺藩はその支藩です。 加賀毛針はご存じですよね。

また全国的に有数の温泉地でもありその昔から清流の川魚は宿泊客に大人気でした。 今を遡ること三百二十五年前には俳聖松尾芭蕉が山中温泉を訪れ、なんと八泊九日も滞在しました。 その間、香魚(鮎ですね)やカジカ(これは金沢ではゴリと呼んでいます)の料理を食してその味と風味に感嘆しています。 ですから大聖寺川は、知る人ぞ知る、の名川なのです。

そんな名川も一時全国の川がそうであったように生活排水に汚染された時があります。 また災害調整のためダムも造られました。 そのために川の環境もずいぶん変わってしまいましたが、「どっこい、大聖寺川を枯らすな」を合い言葉に当漁業組合を中心に大聖寺川再生を企て、近年それがいよいよ実を結んで清流を取り戻し、大聖寺川がよみがえってきました。 是非、皆様ご自身の目で、口で、鼻で、体の細胞全部でそれを感じて下さい。

川はその特色を生かしてゾーン分けして活魚の増殖を行っております。 地図を参照して自分に合った区域に入って下さい。 九谷地区にはとても清潔なトイレも完備しております。 女性や家族連れに好評です。 すべての釣り人のスタイルに合った楽しみをお約束します。 釣りの後の温泉も格別です、山中、山代、片山津の温泉でまた明日の鋭気を養って下さい。

それでは川のどこかでまたお会いしましょう。